今後の創作活動の方針について

Written by HTKN

 9月19日(日)に開催された『硝煙の乙女2』にサークル参加しました。
予想はしていましたが、やはり弊サークルには殆ど人が来ませんでした(2名の方とお隣さんがお買い上げくださいました。ありがとうございます)。

また、BOOTHでのご注文も頂きました。本当にありがとうございます。

 即売会への参加者減少の原因は間違いなくコロナですが、その中でうまくやっていけなかったことを反省せざるを得ない結果となりました。
以下、完全に悪いわけではなくとも今後気をつけたい点です。

  • 同人誌の発行部数が多すぎた(特に3作目)
  • コロナで参加者が減少する中でサークル参加を強行した(早くドルフロ二次創作にケリをつけて気持ちを切り替えようと思っていたため、待つという選択肢がなかった)
  • 少戦が延期になったが、本をすぐに出すためにイベントを乗り換えた
  • 新刊の原稿を進めている間イラストなどの新しいコンテンツを出せず、コンテンツ力・集客力に欠けていた

 いち創作者として、ぷっつり更新停止してしまうような事態は避けるよう努力してきました。イベント参加の度に新刊は出しつつあまり在庫を抱えずにきっちり切り替えようとしていましたが、結果としてはジリ貧からの限界となってしまいました。

 正直なところ、ここ一年間『ドールズフロントライン』の二次創作をメインにやっていくのはあまり気が進んでいませんでした。
知り合った人に「漫画を描いている」「同人誌を出している」と言うことができても、流石に相手の知らないジャンルの二次創作を無理に読ませるわけにはいきません。特に弊サークルのような作風では。そのようにして「自分の活動を知ってもらいたいが、知り合った人に成果物を見せられない・積極的には見てもらえない」という状態が続いていました。

 原作のゲームとしても、イベント時以外毎日同じようなことを労働のように繰り返すスマホゲー自体、やる気が起こらなくなってしまっていました(かつてはFGOなどもやっていましたが、辞めました)。ドルフロという作品自体が嫌いになったわけではありません。ゲームのプレイが辛くなってしまったというお話です。  他のジャンルに移るとして、特に「この作品の二次創作を作りたい」と思えるほどハマっている作品はありません。これは人によるでしょうから、二次創作をやっている方々についてどうこう言うつもりはありません。私の中で「他者への興味・他者の作品への興味」が著しく限定的で薄いだけです。
はじめはそんなことはなかったんですが、ここ数年のうちに何かが私を変えてしまったようです。

 これらの要因により、二次創作に対する気持ちがあまり湧かなくなってしまい、そんな状態で創作活動を続けてもいいコンテンツはできず自身も成長できないと考えました。
そのため、無理してジャンルにこだわらず、創りたいものを気持ちに正直になってのびのびと創れるようにしていきます。
ここには一次創作も含みます。「一次は売れない」と忠告(笑)されたこともありましたが、それは問題ではありません(元々二次でも「売れる」作品など目指していない)。私は私なりに自分の中で組み立てているキャラクターやお話があるので、それを要らんお節介やらマウントやらに潰されずにしっかりと作品として出して、それを見てもらう。趣味でやっているので、赤字になろうが、自分や自分の作品に期待してくださっている方々が楽しければよい。

 私はスペシャリストでなく、あくまでも「凡人」です。しかし色々なことがちょっとずつできる(今後成果物を見てくださいとしか言えない)ので、漫画にこだわらずいろいろな形でコンテンツを出せていければと思います。ゲームとか作りたいなーという気持ちがある(大変だろうけど)。

 唯一の取り柄である真面目さは保ちつつ、方向を間違えないように楽しくやっていこうと思います。

TOPABOUTSHOPPR

©2023, ちぇるのやるすく工廠